関西に戻ってきて初めてつけ麺を食べました。食べログの投稿では件数が少ないから参考になりにくいけど、期待してみたのたですが、私にはまったく合いませんでした。どこから評価したらいいのか難しいですが、総合的に見て関東の洗練されたつけ麺とは違う独特なまったりしたつけ麺でした。いい意味では厳しい競争を勝ち抜いていないボンボンのような味わいです。この味わいが好きな方もいますので、味に関しては厳しい意見を言いませんが、似たり寄ったりで、他と比較できないぐらい平均的な味わい。そこに味の変化を持たせる食べ方と言われて「淡路産たまねぎ」をスープに入れて「すだちを麺の1/3に絞って」「黒七味を麺にかけて」食べるそうですが、はっきり言ってこのような演出は何が言いたいのか私には届きませんでした。
テーブルに運ばれてきてその段階が完成だと思っています。それなのに味に変化をつけるとかそれはお客の勝手です。予め準備した玉ねぎなどははじめに入れるなら、先に入れていていただきたい。あとすだちや黒七味は好みで使いますよ。この食べ方をレクチャーする店員さんの態度もかなり気になる点がありましたね。
麺はコシが弱く若干湯がきすぎだと感じました。短めに整えているのでしょうが、すすりやすいけどガッツリたべた感じではありませんね。またつけ麺なのに並盛りでかなり麺が少なく感じましたね。つけ麺って通常の1.2~1.5倍は麺の量が多いような気がしておりましたが、今回は非常に少ない麺です。またコシも少なくて食感にアクセントがなくダラ~ってした感じですね。
チャーシューご飯とセットで注文したのですが。この御飯は絶対にリピしません。お米がベチャベチャでかなり柔飯(なんはん)でした。丼ものなのでもっとガッツリした食感のお米を期待したのですが、私好みではなくおかゆ一歩手前って感じでした。
期待して訪問させていただいたのですが、私の口には全く合いませんでした。また関西のつけ麺レベルが非常に気になるのは事実です。関東では厳しい戦いの中で切磋琢磨して新しいジャンルを開拓しましたが、関西は完全なる関東の模倣。こなもの文化の大阪ではつけ麺文化よりもうどんなのでしょうか。
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