やっと大阪で洋食と言えばグリル梵と言われる名店でランチを食べてきました。大阪のディープスポット新世界にあって食べログでは16日は休みだと書いているのですが、土日の場合は営業していると現地に別件で串カツを食べたいと友人に言われて新世界へ訪問。ブラブラと通天閣から放射状に伸びている道を歩いていて立て看板を出すオーナーのようなお爺ちゃんに遭遇。声を掛けてみたらぶっきらぼうな話し方ですがなんか味があるお爺ちゃんが「今日はやってる」「食事か?」私がランチですよって答えたらニヤって微笑んでやってるで。このお爺ちゃん実はめっちゃ愛想いいやんと感じて12時のオープンまで1時間ほどあったのでミックスジュース発祥のお店まで行ってから戻りました。
開店前には3人の先客。ジャスト12時になってテーブル席に座って名物のヘレカツレツを注文1800円でご飯別。もちろんご飯も注文して2000円。高いと感じるか食べてみないとと思って待つこと10分弱。デミグラスソースをまとったヘレカツレツ登場。ご飯はお皿に盛り付けられていましたが、めちゃ量が少ない。ドカ飯食べたい私には物足りなさすぎる。さてヘレカツレツの味わいはと、一口目で感動しましたね。衣はカリッとサクサク。そして中心部はレアでデミグラスソースが優しくて初めは野菜感を感じ無かったのですが、ヘレ肉を食べ進めるとゆっくり口の中で広がる煮込まれて濃く深くでも濃すぎない絶妙なソースの味わいに感動です。ご飯でもパンにも合う理由が食べて解りましたね。さて1800円のヘレカツレツですが正直言えば納得の価格です。旨すぎる。過去にいろんなお店でカツレツ食べたけど、忘れられない記憶にも残る旨さです。
最後にサービスで紅茶を頂きました。ローズヒップの風味がして凄く美味しい紅茶です。店内は昭和からあるお店として良く言えばレトロ感たっぷりです。しっかり清潔にされて居ますが古さは味となって感じ取れます。懐かしの黒電話もありこれがさらに昭和感をアップさせて居ましたね。店員さんや厨房を切り盛りしておられる方の丁寧な接客は心地よいお店に訪問して大人の時間を過ごさせて頂きました。初めにあったお爺ちゃんを見かけなかったけど凄く居心地良い大人の空間でランチを頂けました。
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