かつては行列が出来すぎて近隣に配慮して閉店した伝説の「六厘舎 大崎店」が復活しました。場所はJR大崎駅から歩いて2~3分。大崎ウィズシティテラス1階です。2014年4月18日オープン初日は開店までに30人以上の行列が出来て、オープン日は今回間違えて「舎鈴」のスープを持ち込んでしまってあたふたしておりましたが、さすが六厘舎。ピンチでも焦らず、お客様にはお待ち頂くなかで「舎鈴」のスープを楽しんで貰ったり、サービスで煮卵を付けたそうです。
私は初日の混雑を避けるため23日に訪問してきました。オープン10分前に店舗前に到着。なんと2番目でした。出足をくじかれた感じでもっと行列になっていると思ったのですが、一安心して渡されたメニューを見ながら何を食べるか確認。
心の中では「つけ麺」一本でしたが他のメニューも気になったのでじっくり拝見しておりました。しかし気になったのはメニューがベタベタしていましたね。使い回しなのは理解できますが、清潔感も大事ですよ。
そして一人ずつ案内して頂いて着席。結局はオープン前には4人しか並びませんでした。入店して混み合っていないのに奥からどんどん詰めて座らせる接客。ちょっと嫌悪感を感じましたね。混み合うのは解っているので気にしていなかったら店長らしき店員が「まだ混み合っていませんので空いているカウンター席に座ってください」と一声掛けてくれました。この配慮は嬉しいですね。一言です。お客に対してこの気遣いが出来る。これが人気店の要因の一つです。若い店員はどうせ混み合うから奥から詰めて座らせようとする感覚は気をつけた方が良いですね。
許可を得て券売機を撮影させて頂きました。シンプルで解りやすく。これが配慮なのですよね。初めての人でも悩まずメニューを選びやすいですね。
つけ麺850円(並盛、ひやつめ)で注文しました。スープはあつあつ面はひんやりです。しかし六厘舎と言えば魚粉です。はじめからトッピングされておりません。魚粉は好みがあるのですが、風味を大切にするために小袋に分けてカウンターにありました。
早速カウンターにある魚粉を2袋トッピングして頂いてみました。
これで伝説になった「六厘舎 大崎店」のつけ麺の復活です。凄く感動しましたね。大行列で食べることが出来なかったけど何度となく挑戦しました。結局旧大崎店は訪問しても食べることができず、東京駅構内の六厘舎で食べました。そして本日初めて伝統のお店で食べました。
極太ストレート麺。濃厚なドロドロの魚介豚骨スープ。魚粉をきかせて魚臭くしました。一口目。「あれ、こんな味だったのかな」って思っちゃいました。良い意味でも悪い意味でも旨い。めっちゃ旨いけど、めっちゃ普通なのです。表現が難しいけど、ドロドロスープでもサッパリしています。しかし魚介と豚骨の臭みが残っていてこれも伝統かなって感じました。
また、スープが非常にぬるい。つけスープがココまでぬるかったらガッカリしました。あつもりで注文したら良かったのですが、大崎店は初めてなので次回の参考にしてみたいですね。歴史と伝統ある「つけ麺」はこうやって生まれたのかと感慨深いモノを感じましたね。私はつけ麺はラーメンとは別の食べ物だと考えています。つけ麺という新しいジャンルの食べ物だと認識しているのですが、その発祥を頂けると嬉しかったです。
カウンター10席 テーブル6(16席)の26席になったので比較的回転率も良くてと思ったら、さすが六厘舎ですね。オープンから10分で満席になりました。また店員も店内で待たせているお客様に対して「もう少しで出しますので」と声かけをしていました。お客に対しての言葉遣いでは無いけど、心遣いは嬉しいですね。
カウンター席ですが、座りにくくて、居心地が辛くなる感じでしたね。私の身体に合わないだけですが、座席が高くてカウンターが低すぎます。紙エプロンを借りて食べる方がいいですよ。背の低い方にあわせたのか解りませんが、非常に食べにくいカウンター席でした。
いろいろ感じる事がありましたが、是非皆さん。復活した六輪車 大崎店に訪問してみてはいかがですか。このタイミングで食べログは住所移転されていなかったので簡単な情報です。
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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