伊勢エビと言えば中納言。小さい頃から聞いていた響きです。そして今まで一度も訪問したことが無かったので、今回初めて訪問しました。コース料理になっており四季にあわせていろんなコースが楽しめるみたいです。私は仕事仲間と3人で訪問したので、大皿料理は3人前です。
部屋は個室ですが、磨りガラスなので隣の声と動きは丸わかりです。それでもある程度プライベートは守られますので居心地のよい空間です。
お通しですね。この段階からエビの旨みをしっかり効かせているから、もう間違いない状況ですね。食前酒は梅酒を頂きました。微妙な味加減が良い塩梅でした。
サラダと聞いていたのですが、伊勢エビの大きな身が強烈なインパクトです。全体的に頂いた料理で前菜のサラダのエビが一番ガツンと感じたエビです。シンプルなソースの味わいは素材が良いから自身の表れでしょうね。
お造りですが私は活け作りが苦手です。どうも動いている姿を見たら食べにくさを感じました。好みが完全に分かれますが、新鮮な状態で食べるとプリップリの食感が最高においしいのです。しかし私は翌日に食べて少し熟成させた甘みを感じる方が大好きです。これは好みなのでなんとも表現しにくいですね。
伊勢エビフライです。身を取り外してしっかりした仕事をしているので、エビフライよりもエビクリームコロッケですね。これを食べたらご飯が欲しくなりました。
伊勢エビの味噌汁。エビ味噌がしっかり際だった味わいです。赤味噌ベースの合わせ味噌仕立てに感じますが、風味とコク深くてホっとする一杯です。
箸休めのシャーベットです。この段階で甘いものが出てくるのは私的には不要でした。エビでガンガンくると思っていたので、口の中がリセットされますがイマイチ物足りなさを感じてしまいました。
エビグラタンです。クリーミーな味わいで月並みですが、ご飯が欲しくなる一品です。ほおばった瞬間にエビの風味が十分感じられますね。
アワビの肝あえです。これはステーキ、伊勢エビ、アワビから選べるのですが、私はアワビです。この苦みの中にある風味が絶品でした。お酒のみには堪らない味わいです。
最後にご飯です。コース料理はご飯が最後に出てくるのは仕方ないけど、できればご飯と一緒に食べたい料理ばかりです。
そして最後はデザートとコーヒーでした。非常に満足できるコースなのでさすが中納言の一言ですね。接客面、料理、店内など文句なしです。
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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